中高年のための「青春」登山入門

登山

初めての登山は、ボーイスカウトの体験入隊で小学校二年生。

当時若かった父親と共に海辺の山へ登った遠い記憶。

父親自身も若いときは、山男であったことをその時初めて聴いた。

彼は流石に「昔取ったなんとか・・・・」で周囲の年若の人間を追い抜きぐんぐんと

先頭を切っていった。

子供心に鼻が高かった。

その時に頂上で食べた「握り飯」の美味しさを今でもはっきり覚えている。

お袋が丹精こめてこしらえてくれた暖かさと共に。

眼下に広がる海原と、対岸の陸地の鮮やかなコントラストが最高のおかずだった。

「かえるの子は蛙」その後の学生時代は山に明け暮れていた。

ひと夏篭りっきりの山小屋でのアルバイト。

風呂にも入れず山男気取りの毎日。

宿泊客のガイド、遭難者の救助。

冬山での神々に囲まれていると思わせてくれた見事な静寂。

岩壁に取り付き、ぶら下がりながら聞いた風の呼吸。

社会人、結婚。しばらくは山に浸っていた。

子供が出来てから暫しの間は、都会生活者として送っていたけれども

子供の手が離れかけてからは再度の高所暮らしを再開している。

気持ちは若い積もりでも体がついていかない。判断力が鈍る。装備の進歩。

そんなアラフィフの小生が往年とは云わずとも
再開まで漕ぎ着けた記録を恥ずかしながら開示します。

同世代の方々への少しでも参考になれば幸いです。